四つ葉のクローバーのこと、もっと知りたい!

四つ葉のクローバー(シロツメクサ)の基礎知識

クローバーの品種名は、「シロツメクサ」。シロツメクサは“白詰草”と書きます。
江戸時代にオランダからガラスの器が送られた時、ガラスが破損しないよう箱の中に詰められていた草の中から発芽したのがシロツメクサです。

シロツメクサ
品種名 : シロツメクサ
別名 : クローバー
科名 : マメ科
開花時期: 春~夏

茎は地面をはっていて所々から根を出し、高さおよそ20cmの茎が立つ草。茎や葉は無毛。
3小葉の複葉で、小葉は長さ1~3cm、表面にうす緑、ときに赤褐色の斑点が出る。
春~夏、茎の上部に白色、ときにうす赤色をおびた小さい花が直径1.5~3cmの球状に集まって咲く。
花の長さは9~10mm。1つの花は左右相称で、マメ科の花の特徴の1つ。
花がすむと、下向きに果実ができる。

四つ葉のクローバーはどうやって生まれたの?

四つ葉は、成長点が傷つけられたためにできた奇形です。
公園や道端など、よく踏みつけられる場所で比較的見つけられるのは、このためです。
そのため、四つ葉のクローバーは針などで成長点を刺激することによって作り出すことができるようです。

ちなみに、欧州にはクローバー属がとても多く、百種近くもあるそうです。
もともと、クローバーは牧草として栽培されたものなので、日本では北海道でオランダから牧草用に輸入したのが最初です。
そして昭和35年頃、四つ葉だけのシロツメクサを作ることに成功しました。
その後オランダから四つ葉のシロツメクサが欲しいという注文があったそうです。

四つ葉のクローバーのシンボル“幸せ”の由来

日本では、三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」の印。
残る1枚は「幸福」のシンボルと言い伝えられてきました。
結婚式や、お祝い、プレゼントなどに、よく使われていますよね。
幸せを運んでくれるものとして、とても喜ばれます。

四つ葉のクローバーを見つけた人には幸運が訪れる、という言い伝えはヨーロッパに古くからあり、
夏至の夜に摘草をすると薬草や魔除けの力があると信じられていました。
三つ葉のクローバーはキリストの三位一体(父なる神/キリスト/聖霊)を、四つ葉のクローバーは十字架を表し、幸運をもたらすと言われています。

かの有名なナポレオンも戦場で馬に乗っていた所、偶然四つ葉のクローバーを見つけ、体を伏せた瞬間に銃弾がすれ違い命を救われたというエピソードも残っています。

クローバー(シロツメクサ)は学名を「トリフォリウム」(Trifolium)といいますが、これは「三つ葉」という意味です。
クローバーの模様自体は、古来より守護の力を持つものとして知られていました。
そして、キリスト教以前の古代ケルトのお守りとしてアイルランドなどで「シャムロック」と呼ばれていました。
その後、アイルランドへキリスト教の福音を伝えるためにやってきた守護聖人である聖パトリックが、異教信仰との融和を図るため、シャムロックの葉が小さな三つ葉になっていることから、三位一体の教え(信仰、希望、愛)を認めさせたと伝えられています。
キリスト教を受け入れたアイルランドでは、このシャムロックを国の象徴として採用しました。

このように、三つ葉のクローバー自体も古来から幸運のシンボルであるといわれていたのでした。
そのため、もっと珍しい四つ葉のクローバーには、より強い力がある、と信じられています。
イブはエデンの園から四つ葉のクローバーを持ち出した、という有名な伝説もあります。

四つ葉のクローバーの花言葉

アメリカの四つ葉のクローバーの花言葉は、「Be Mine」(私のものになって、私を想ってください)です。
四つ葉の葉の、一枚はFame(名声)、一枚はWealth(富)、一枚はFaithful Lover(満ち足りた愛)、そして一枚はGlorious Health(素晴らしい健康)と、それぞれの葉に願いがかけられ、四枚そろってTrue
Love(真実の愛)を表しています。

四つ葉のクローバーのニセモノ!?

世界各地に分布するカタバミ科に属する、「オキザリス」という球根から育つ品種も四つ葉のクローバーに似ています。葉の形がクローバーに似ているため、ラッキークローバー、またグットラックフラワーなどと呼ばれます。
現在では、四つ葉のクローバーの栽培セットが多く販売されていますが、それはシロツメクサではなくこのオキザリスかもしれません。よく似ていますが、葉の付け根の色は黒く、ピンクのお花が咲きます。
もちろん、「オキザリス」も幸せを運んでくれる植物として人気がありますが、
やっぱり自分で見つけて手に入れる“本物の四つ葉のクローバー”が一番!ですね。